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朝鮮通信使がつなぐ長府と牛窓の塵輪

所在地山口県下関市長府(忌宮神社)
年代江戸
登場仲哀天皇、伝説上の人物・塵輪退治
出典妖怪伝説奇聞

どんな伝承か

山口県下関市長府の忌宮神社では、毎年八月に「数方庭」という祭が行われる。伝承によれば、鬼神のごとき姿で身体は赤く頭が八つある妖魔「塵輪」が日本に飛来して人々を殺したが、仲哀天皇の軍によって退治されたという。この伝説は朝鮮半島の風習と結びつきがあるとされ、忌宮神社の飛び地境内である満珠・干珠の二島にも、悪疫が流行した際に音を発したという霊異譚が伝わっている。石見神楽の演目「塵倫」としても広く知られている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪伝説奇聞(東雅夫・2005年(平成17年))

『妖怪伝説奇聞』は、東雅夫が二〇〇五年に学習研究社から刊行した妖怪伝承地の探訪記である。稲生物怪録の木槌、クダン、牛鬼、塵輪、ナメラスジ、八幡の藪知らず、鬼の骨、蛇骨、鍋島の怪猫、児啼爺などを追い、中国・四国・九州ほか各地の寺社や旧家を訪ねて遺物と伝承を確かめる。月刊誌「ムー」の連載「日本伝説紀行」の十二章を三つのカラーグラビアで区切り、巻末に草双紙『鍋島猫騒動』の復刻を添える。

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