トップ > 兵庫県の伝承 > 神戸市

小豆飯で空襲を逃れよと告げた件

所在地兵庫県神戸市
年代第二次大戦中
登場松山市在住の職工
出典妖怪伝説奇聞

どんな伝承か

太平洋戦争末期、神戸地方では「件(くだん)」が生まれたという噂が広まり、これを聞いた者が三日以内に小豆飯かおはぎを食べれば空襲の被害を免れると信じられていた。この話は流言蜚語の取り締まりに当たった憲兵隊の資料に記録されており、松山市在住の職工が町中で耳にした噂を知人に漏らしたものだという。同様に岩国市のある下駄屋にも件が生まれ、来年四、五月頃には戦争が終わると告げたという噂も記録されている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪伝説奇聞(東雅夫・2005年(平成17年))

『妖怪伝説奇聞』は、東雅夫が二〇〇五年に学習研究社から刊行した妖怪伝承地の探訪記である。稲生物怪録の木槌、クダン、牛鬼、塵輪、ナメラスジ、八幡の藪知らず、鬼の骨、蛇骨、鍋島の怪猫、児啼爺などを追い、中国・四国・九州ほか各地の寺社や旧家を訪ねて遺物と伝承を確かめる。月刊誌「ムー」の連載「日本伝説紀行」の十二章を三つのカラーグラビアで区切り、巻末に草双紙『鍋島猫騒動』の復刻を添える。

種別から探す

クダン小豆飯おはぎ

神戸市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『妖怪伝説奇聞』の伝承