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鬼骨寺の宝塔に納まる鬼の歯の骨

所在地徳島県鳴門市北灘町折野(鬼骨寺)
年代現代
登場漆原昭光住職
出典妖怪伝説奇聞

どんな伝承か

鳴門市北灘町のほぼ中央、折野川の河口にある折野は、かつて鬼野と呼ばれたといい、それは地元の鬼骨寺の伝説にちなむという。取材班が訪ねると、住職の漆原昭光氏が「鬼之遺跡歯宝塔入」と書かれた木箱から、高さ六十センチほどの金色の宝塔を取り出して見せてくれた。ガラス越しの塔内には、長さ七、八センチで馬の歯を思わせる白い骨が三片納められている。歯だとすれば、その持ち主は鬼と呼ぶにふさわしい巨体だったことになる。住職自身も子どものころ先代の父からこの骨と由来を教わり、その大きさに驚いたという。今もテレビで紹介されるたびに見学者が訪れ、信徒や小学生も拝観に来るという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪伝説奇聞(東雅夫・2005年(平成17年))

『妖怪伝説奇聞』は、東雅夫が二〇〇五年に学習研究社から刊行した妖怪伝承地の探訪記である。稲生物怪録の木槌、クダン、牛鬼、塵輪、ナメラスジ、八幡の藪知らず、鬼の骨、蛇骨、鍋島の怪猫、児啼爺などを追い、中国・四国・九州ほか各地の寺社や旧家を訪ねて遺物と伝承を確かめる。月刊誌「ムー」の連載「日本伝説紀行」の十二章を三つのカラーグラビアで区切り、巻末に草双紙『鍋島猫騒動』の復刻を添える。

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