神保町の下宿での霊障
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どんな伝承か
語り手は十七の春、名古屋の東海中学を退学させられて上京し、当初半年ほど神保町の素人下宿にいた。二階に六畳と四畳半があり、四畳半が自分の部屋で、六畳には明大の学生が二人いた。家の主人は五十くらいの未亡人で、金貸しの下請けをして大きな丸髷に結っていた。甥と称するチンチクリンの大学生が同居していたが、実は彼女の若い燕であった。やがてその男が虎の子を盗んで逃げ、文盲の主人に頼まれて語り手は復縁を乞う手紙を代筆したが男は帰らず、彼女はまもなく気が変になり、ジフテリヤで息を引き取った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私は幽霊を見た(東雅夫(編者)・昭和中期~後期(推定1970年代~1980年代))
私は幽霊を見た=怖い怪異体験(東雅夫編)/人魂・鬼火・狐火/機関車・電車の怪/各地の幽霊目撃談/不気味な怪音と怪異
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千代田区の伝承
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