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閻魔大王の判決を夢で聞いた山伏

所在地奈良県吉野郡天川村(山上ヶ岳)
年代現代
登場太田憲治
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

報告者は、報告の三、四年前(昭和五十三、四年頃)、大峰山の戸開式が始まる前に、山上の宿坊で一人の山伏と酒を酌み交わしながら話を聞いた。大峰山は今も男だけが登れる修験の山である。その山伏は大阪市此花区に住み、宝剣の作法では右に出る者がいないと言われた人物だったが、自分は夢の中で閻魔大王の判決まで聞いたと語ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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