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練馬区の喫茶店での殺人事件

所在地東京都練馬区
年代現代
登場高校生・納所とい子
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

語り手の友人Yさんがアルバイトをしていた喫茶店での話。十年前、この店で男二人と女一人の客が別れ話をこじらせ、振られた男が近くで買った長い包丁でもう一人の男を刺し殺した。店長は通報しようとしたが、男がふらりと寄ってくるので外へ逃げ、練馬駅の交番へ走ったものの、動転して包丁の長さばかり説明した。男はまもなく捕まった。それから十年、Yさんが老夫婦の客に水を二つ運ぶと、おばあさんは一人だと言い、ウエイターは確かに二人いたと言う。三人連れの会社員も一人多く見えた。どちらも事件のあった席に座った客で、そこでは今も不思議が重なるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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