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お多福に化けて笑う白石

所在地徳島県徳島市(福島橋)
年代明治十年
登場地元の住人、編者 横山春陽 採録、語り手
出典阿波の怪談
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どんな伝承か

徳島市の渭東地区は藩政時代に地切島と呼ばれ、渡し船で往来していた。蜂須賀家政の時代、元板野郡の保崎城主・馬詰某が召し抱えられ、四百石の組士として安宅奉行に任じられた。その奉行役所の周辺に、お多福の姿に化けて笑う白い石の怪異が出現したという、阿波地方に伝わる怪談である。

原典より

* 殺された山伏が迷うて出る(徳島市福島本町)* 白衣を着た七人の亡霊(美馬郡美馬町)* 腹を切った六人の大工(阿波郡市場町)* 悶絶する十二人の弟子(那賀郡上那賀町)* 仏心変じて鬼心となる(海部郡…—— 阿波の怪談(横山春陽・郷土怪談・民俗・昭和(郷土採録/伝承は近世〜近代)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

阿波の怪談(横山春陽・郷土怪談・民俗・昭和(郷土採録/伝承は近世〜近代))

郷土民俗資料として、伝承の記録(肯定)と『そんなバカなことが』と否定する渡守の懐疑も取りこぼさず網羅した阿波怪談集。

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