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上田喜三郎に憑き日露戦争を予言した神

所在地静岡県静岡市清水区下清水町(月見台神社)
年代明治三十一年頃
登場上田喜三郎、三矢喜右衛門、稲荷講社の布教師・上田の同行者
出典日本神異見聞伝

どんな伝承か

明治三十一年、駿河国安倍郡不二見村下清水に鎮座する月見台神社を訪ねた二十八歳の上田喜三郎は、霊学者長沢雄楯から本田親徳直伝の鎮魂帰神の行法を伝授された。同神社の社務所で上田が神主すなわち霊媒となり、長沢が審神者となって修法を重ねると、その進境は著しかった。そのとき上田に憑って日露戦争の予言などをしたのは、男山八幡宮の眷族である小松林命、すなわち武内宿禰の霊であったという。もしそれが真実なら、約千八百年の昔に香椎宮で神功皇后に憑いた神と問答した古代日本の偉人ということになると語り手は記す。

原典より

そのとき上田に憑って日露戦争の予言などしたのは男山八幡宮の眷族小松林命(武内宿禰の霊)だった。—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年))

『日本神異見聞伝』は、笠井鎮夫が昭和四十九年に著した霊異の見聞記である。第一篇では、大正期に大本で鎮魂帰神を受けた著者が、霊媒による死者の招霊や狐霊・竜神の託宣、霊石の発掘などを研究会での語りの口調で伝える。第二篇では、慶応三年のええじゃないかのころ尾張・遠江・駿河・美濃・丹後などで起きたお札降りを、旧家の古文書や郷土史家の便り、著者の現地調査から記録している。

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神憑り予言小松林命日露戦争憑依審神者

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