青山で見た二個の人魂
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どんな伝承か
夜8時頃、大病のオジイサンの家の二階窓から橙黄色で楕円形の光の玉が二つスーッと出て桧の間を東へ飛んだ。女中は悲鳴を上げて逃げ、老人は翌朝亡くなった。二つ出たのは先に死んだ祖母が迎えに来たためと父は語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
続 山だ原始人だ幽霊だ(西丸震哉・山岳・怪異エッセイ・昭和(戦後))
西丸震哉『続 山だ原始人だ幽霊だ』を篇単位で収録。前半はニューギニア・ソロモン海など辺境の食人(カニバリズム)習俗や原始民族の生活誌、後半は花屋の前で・二個の人魂・大津の家の仏間・木曽御岳の人魂たち・釜石の幽霊・カラステングがタコを食う等の山と各地の幽霊/人魂/お化け目撃譚、さらに手相や中気をなおす民間療法までを収める。各篇の冒頭に【日付】【場所】【人物(著者西丸震哉)】【状況】マーカーを付与。
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