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風呂屋の二階に本部を置いた整体教

所在地大阪府大阪市天王寺区
年代伝承(口承)
登場山川霊岳、教主
出典講座日本風俗史別巻 妖異風俗

どんな伝承か

信仰の衣をかぶせた民間治療に、あんまや指圧を加えたものとして、大阪の整体教があった。新聞の報道によれば、教主は山川霊岳で、本部は天王寺区勝山通の風呂屋の二階にあった。神棚はあるものの部屋は指圧の治療所と変わらず、八台のベッドが並んで満員だったという。万物浄化・整体浄化を唱え、信者二百人は全員が患者で、神の造法による自然医学だと称して結核や脳溢血によく効き、治らないのは信仰が足りないからだと全快率百パーセントを豪語していた。それでも毎日三、四十人の患者が押しかけたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

講座日本風俗史別巻 妖異風俗((講座日本風俗史 別巻)・日本風俗史・民俗)

『講座日本風俗史別巻 妖異風俗』は、『講座日本風俗史』の別巻として、複数の執筆者が妖しく異様な風俗を論じた巻である。淫祠と性の祭礼、戦後の新興宗教、性にまつわる迷信、妖術・忍術・奇術、憑きものと特殊家系、心霊術と催眠術、異類との婚姻、性と怪異の関わりを、古典の随筆や各地の報告、事件の記録から取り上げる。九つの章に分け、終章「日本妖異風土記」では関東から九州・沖縄までの怪異譚を地方別・県別に掲げる。

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