ライトに眼が光り腹をかく怪物
どんな伝承か
比婆山の周辺で続いた怪物目撃のひとつである。油木の集落で昭和四十五年七月に三人が相次いで怪物に出会ったあとの同じ年の八月三十日、農機具の販売をしていた谷平覚さんが車で家へ帰る途中、ヘッドライトの光の中に怪物を見た。その眼は青白く光り、怪物は長い手で自分の腹をかいていたという。
原典より
* 幻の怪蛇ツチノコ* 日本列島に棲む大蛇* 易者犬の「死後の超能力」* 植物にもある喜怒哀楽の感情—— 日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))
『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。