気象庁構内で新田次郎が見たUFO
どんな伝承か
一九五八年十月三十一日の項に、作家の新田次郎が気象庁の構内でUFOを目撃したと記されている。年表はこの年、コネチカット州の女教師が葉巻型の機体から降りる三人の小人を見たこと、ブラジル沖のトリニダード島で海軍の保証つきの写真が撮られたこと、北海道では米軍千歳基地の警備員が赤い光を放つ飛行体を見てレーダーもそれを捉えたことなどを並べており、新田の目撃もその一つとして置かれている。十二月に貝塚市で撮られた円盤写真が後にトリックと判明したことも同じ年表に載る。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO入門(並木慎一郎・UFO・未確認現象)
『UFO入門』は、並木慎一郎が著したUFOの入門書である。一九四七年のケネス・アーノルド事件に始まる欧米の目撃・追跡事件を中心に、UFOの形態、実在の証拠とされる事例、搭乗者の目撃談、写真の真偽、海中のUFO、目撃をめぐる心理を順に取り上げる。全九章のうち終わりの二章で目撃報告の書き方や観測の方法を説き、巻末に一九四七年から一九七〇年までの日本の出来事を含む「世界UFO事件史」を付す。