テキにカツ高岡商の激励ごちそう
どんな伝承か
全国高校野球大会に出場した富山・高岡商業高校の甲子園での宿舎では、県人会や近畿高商会主催の激励会が開かれた。その席のごちそうにビフテキとトンカツが出され、主催者は挨拶で「今日のごちそうにちなんでテキにカツように祈ります」と述べた。「敵に勝つ」に語呂を掛けた験担ぎの一例で、選挙のヘラや縁起物と並んで紹介されている。
原典より
そして主催者の挨拶には「どうぞ今日のごちそうにちなんでテキにカツように祈ります」とあった。—— 現代の迷信(今野圓輔・現代教養文庫・1961年(昭和36年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の迷信(今野圓輔・現代教養文庫・1961年(昭和36年))
『現代の迷信』は、今野圓輔が昭和三十六年に著した、現代の俗信を一般の読者に向けて説いた読み物である。昭和三十年代の新聞・雑誌の報道や聞き書きを主な材料に、縁起かつぎ、前兆・占い・禁忌・まじない・願掛け、憑きもの落としの殺人や新興宗教の騒ぎまでを全国から拾い集めている。「現状」「過誤と真実」「その背景」「迷信論」の四部から成り、巻末に読者の問いに答える迷信身の上相談を付ける。