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恋敵ら五人を五寸釘で呪った女

所在地秋田県秋田市金足片田(太平山神社)
年代昭和期6月8日
登場農業堀キヨノ、42、堀英蔵、斎藤松蔵、伊藤シオ、斎藤甚一、発見者、呪詛された相手、目撃者
出典現代の迷信

どんな伝承か

秋田署土崎警部派出所は、秋田市金足片田の農業堀キヨノ(四二)を、迷信による強迫容疑で書類送検した。発端は六月八日、秋田市役所の小使堀英蔵(四〇)が、片田部落の太平山神社裏の松の下で、同部落の農業斎藤松蔵(六〇)と妻子ら四人、稲荷林部落の農業伊藤シオ(五三)の計五人の氏名年齢を書いた紙五枚に五寸釘が打ち込まれているのを見つけたことである。翌朝、甚一が現場へ行くとキヨノが狂ったように祈っており、止めようとすると家に放火してやると脅した。キヨノは一九年前から松蔵と関係があり、冷たくなったのは伊藤シオのせいだと邪推していた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代の迷信(今野圓輔・現代教養文庫・1961年(昭和36年))

『現代の迷信』は、今野圓輔が昭和三十六年に著した、現代の俗信を一般の読者に向けて説いた読み物である。昭和三十年代の新聞・雑誌の報道や聞き書きを主な材料に、縁起かつぎ、前兆・占い・禁忌・まじない・願掛け、憑きもの落としの殺人や新興宗教の騒ぎまでを全国から拾い集めている。「現状」「過誤と真実」「その背景」「迷信論」の四部から成り、巻末に読者の問いに答える迷信身の上相談を付ける。

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呪詛五寸釘痴情

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