イタッコの墓石の水まで使う民間薬
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どんな伝承か
民間薬は薬売りが売る販売薬と、各家で作る自家製薬に大別される。近世以降、越中富山をはじめ諸国から薬売りが来て宮古の村々を売ってまわり、なかには薬を売りつつ灸をすえる者もいた。いまも奈良に本社を置く三光丸などの薬屋が三、四社入り、三月と九月の年二回、漢方薬を置いていく。一方、各家庭では身近な動植物から薬を作った。胃にはセンブリやトリトマラズを煎じ、肋膜炎にはカタツムリを焼いて食べ、目星にはシマヘビの両眼を洗って飲んだ。いぼには、根井沢の天へ行ってきたイタッコの墓石に溜まった雨水をつけたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮古市史 民俗編 上巻――民間宗教者・俗信・妖怪(宮古市(編)・宮古市史・自治体史(民俗))
岩手県宮古市(下閉伊)の信仰と怪異を網羅する。
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宮古市の伝承
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