トップ > 宮城県の伝承 > 仙台市

乳房のような枝を垂らす乳銀杏

所在地宮城県仙台市宮城野区銀杏町(乳銀杏)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典迷信の研究

どんな伝承か

仙台の郊外の原の町には、樹齢千年を超えるという大銀杏があり、高さは九十七尺、幹のまわりは二十二尺にもなる。乳房のような形の枝が何本も垂れ下がっていて、そばにまつられた小さな祠に布の乳房と洗った米を供え、乳がよく出るよう祈るという。

原典より

その傍に祭つてある小祠(母神)に布製の乳房と洗米とを奉納して乳汁分泌を祈願する。—— 迷信の研究(富士川游(監修)・富士川游・医学史/迷信研究・1932年(昭和7年)) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

迷信の研究(富士川游(監修)・富士川游・医学史/迷信研究・1932年(昭和7年))

『迷信の研究』は、富士川游が東京の中山文化研究所で監修し、昭和七年二月の緒言を付して世に出した迷信の解説書である。迷信を思考の錯誤ととらえ、その発生の由来を説いたうえで、身体・精神・疾病・妊娠と出産・育児・禁厭・相法・卜占・天文と暦・犯罪・宗教の欄ごとに迷信の事例を挙げ、科学的な説明を加える。同研究所の展覧会に使った説明のポスターをもとに簡潔にまとめ、巻末の奥書に参照した独逸と日本の文献を掲げる。

種別から探す

乳銀杏乳の出巨木

仙台市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『迷信の研究』の伝承