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幟竿を倒さず持ち回るスッポーデ神事

所在地山口県下関市長府(忌宮神社)
年代8月7日〜13日
登場—
出典日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗

どんな伝承か

山口県下関市長府の忌宮神社では、八月七日から十三日にかけてスッポーデ神事が行われる。数法庭という字を当て、高い竹の幟竿を倒さないように持ち回る行事である。著者はこれを、神霊を憑りつかせる丈高い柱や樹を指すホテという語の応用とみて、播磨や周防・長門で盛んな柱松の系統に位置づける。柱松はいずれも松明を投げ上げる競技になっており、古くは年を占う年占であったと考えられている。

原典より

下関市長府にある忌宮神社のスッポーデ神事(八月七日より一三日)は、数法庭と宛てているが、高い竹の幟竿を倒さずにもちまわる行事であり、これもあきらかにホテの応用である。—— 日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・堀一郎ほか) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・堀一郎ほか)

『日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗』は、原田敏明・池上廣正・堀一郎ら十二人の執筆者による論文集である。民間に伝わる神と霊の観念、家や村の氏神、職業の神、祭りの日取りと組織、憑きものや妖怪を題材に、各地の調査報告や古記録に見える事例を引いて論じる。原田の総説に始まる十七編からなり、後半では修験道・庚申信仰・キリシタン・新興宗教と民間信仰とのかかわりを扱う。

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