高熊山一週間の神秘体験
どんな伝承か
高熊山の岩窟で気がついた王仁三郎は、そこで一週間の神秘体験をした。著者はこれを、彼の奥に眠っていた魂の脈動が殻を破って噴き出し、宇宙と響き合ったものと説明する。この修行のあいだに王仁三郎は神人合一の境地に達し、その精霊は現界・幽界・神界の三界をめぐって宇宙の秘密をことごとく悟ったという。これは本人の後年の述懐によるが、村では彼が突然いなくなって騒ぎになっており、著者は肉体ごと高熊山へ移されたらしいと述べている。
原典より
この高熊山修行の一週間で、彼は神人合一の境地にたっし、その精霊は現界、幽界、神界の三界(三千世界)をかけめぐり、宇宙の秘密のすべてを悟ることになった。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。