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英彦山の雷鳴の中で得た回心

所在地福岡県田川郡添田町大字英彦山
年代大正6年(1917)
登場友清歓真、浅野和三郎、友清に鎮魂を授けた大本幹部
出典鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論

どんな伝承か

友清歓真は二十代後半を政治運動に打ち込み、権力に逆らう言動で何度も捕らえられたが、その一方でたびたび山にこもって宗教や呪術、占いを研究していた。大正六年、政治に絶望した彼は英彦山に入り、山の上で激しい雷鳴のなか霊感に打たれて、三十歳にして決定的な回心を遂げたという。その後は密教や太霊道などの宗教を巡り、翌大正七年の春に大本へ至って浅野和三郎の鎮魂を受け、八月に入信した。

原典より

大正六年、政治活動に絶望し英彦山に入山、その山上で大雷鳴の中にインスピレーションに打たれ、齢三〇にして決定的な回心体験をする。—— 鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論(津城寛文・津城寛文・宗教学) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論(津城寛文・津城寛文・宗教学)

『鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論』は、津城寛文が著し、春秋社から刊行された宗教学の研究書である。本田親徳・出口王仁三郎・浅野和三郎・友清歓真・川面凡児・田中治吾平・宮地水位など、近代以降の神道界とその周辺に現れた鎮魂行法家の系譜をたどり、その鎮魂帰神説や霊魂観をシャーマニズム研究の観点から整理する。序章と全七章からなり、第一章で行法家の群像を描き、第七章では「宗教的身体境界」の考え方によって鎮魂行法を類型化する。

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