トップ > 京都府の伝承 > 亀岡市

傷ついた夜に書いた天地大本大御神

所在地京都府亀岡市
年代明治31(1898)
登場喜三郎
出典亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界

どんな伝承か

上田喜三郎はいかさま賭博の一派に恨まれ、浄瑠璃の温習会で自慢の喉を聞かせている最中に襲われ、多勢に半死半生の袋叩きにされた。気を失った彼は村人たちに担がれて牧場の小屋へ運び込まれ、応急の手当てでやっと正気づいたが、頭は割れそうに痛み、五体は腫れ上がって血が吹き出し起き上がれない。みなが引きあげた後、うとうとしながら疼く傷に耐えていると、体の疼きとは別に、自分の肉体とは違うところから来るような奇妙な感情が湧き出した。彼は起き上がって机の前に座り、しきりに墨をすり、一気に「天地大本大御神」の七文字を書いて紙を押しいただき、壁に貼って平伏した。

原典より

やがて筆をとると、一気に紙のうえに書きあげた太い文字――。—— 亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言)

『亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界』は、「天下の浪士」を名のる加藤正民が、出口ナオと出口王仁三郎、教団大本の歩みを心霊の立場からたどった論考である。ナオの神がかりと筆さき、王仁三郎の出現と高熊山の修業、『霊界物語』の口述、二度の大本事件、晩年の陶芸と死までを、筆さきや関係者の証言を引いて述べる。全編を通じて二人に現れた霊流を「A」「B」と呼び、大本の出来事が後の国の出来事を先取りした「型」を論じる。

種別から探す

自動書記神威回心

亀岡市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界』の伝承