ピカソの霊に導かれたマニングの自動描画
どんな伝承か
イギリスのケンブリッジに住む青年マシュー・マニングは、オートマチック・ライティング(自動書記)や物品引き寄せで世界に知られる人物である。テレビ朝日の特別番組に出るため来日した際には、京都の大覚寺を訪れ、自動書記で難しい梵字を書いてみせた。彼が自動書記で描くピカソの絵は、専門の鑑定家でも見誤るほどの出来と評判で、ピカソの霊が彼の体を借りて描いたものとされる。ただしマニングは、面倒が起きないよう、そうして描いたピカソの絵には必ず自分の頭文字M・Mを書き添えているという。
原典より
そのとき彼は、京都の大覚寺へ行き、そこでオートマチック・ライティングによって難解な梵字を書いた。—— 霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1990年(平成2年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1990年(平成2年))
『霊魂の謎-新版タナトロギー入門』は、昭和四十八年に新書版で出た『タナトロギー入門』を、中岡俊哉が文庫化にあたって大幅に加筆・訂正した心霊研究の本で、まえがきは一九九〇年九月付である。著者自身の霊体験から説き起こし、背後霊・地縛霊・騒霊・悪霊・祖先霊・金縛り・淫霊の事例、臨死体験と転生、死者の声の録音や自動書記、恐山のイタコ、心霊治療、心霊写真の鑑定を国内外の例で述べる。まえがきでは「七疑三信」という著者の調査の立場を語っている。