夜啼石と呼ばれる日持の題目石
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どんな伝承か
今の実行寺の裏山の松林の中に、高さ五丈幅四尺二寸の苔むした碑がある。人々はこれを御経石、題目石、鶏冠石、夜啼石などとさまざまに呼んでいる。もとは御殿山の山頂にあったが、函館要塞築設の折に移転を命ぜられ、やむなく翌年、現在の場所へ動かした。碑面には大日天王、南無妙法蓮華経、大月天王、皇都沙門、浮木亀の花押、鶏冠山日持大聖人旧趾と刻まれている。この碑はもと高さ一丈一尺、幅九尺、厚さ八尺で鶏冠の形をしていたが、移転の際に運搬料の都合から石工たちが半分ほどに切り縮めてしまい、今のような達磨の形になったのだという。
原典より
今の実行寺の裏山松林の中に高さ五丈幅四尺二寸の苔むした碑がある。—— 日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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函館市の伝承
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