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すばるを追うオリオンの三兄弟

所在地北海道川上郡弟子屈町字屈斜路
年代伝承(口承)
登場六人の娘・三人兄弟
出典日本伝説大系 第1巻

どんな伝承か

屈斜路のアイヌが語る星の由来である。六人の娘がいて、いずれも怠け者で強情だった。近くに住む働き者の三人の男兄弟が畑を耕せと勧めても、手が汚れる、川で洗えば流される、草の葉につかまれば手が切れると言い返してばかりいる。腹を立てた兄弟が追いかけると、娘たちは舟に乗って逃げ、兄弟も舟を出して追ったが、六人のほうが力が強くて追いつけなかった。すばる星が畑仕事の忙しい夏のあいだは隠れ、冬になって東の空に現れ、その後をオリオンの三つ星が追ってのぼるのは、この強情な娘たちと三人兄弟の姿だという。

原典より

六人ともなまけ者で強情だった。—— 日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第1巻』は、叢書『日本伝説大系』のうち北海道と青森県の伝説を収めた巻である。人間の始めやコロポックル、アイヌの神謡、岩木山一代記、おしら祭文、義経や弘法大師の事跡、狐や大蛇の話、地名や神社の由来などを、口承の資料を中心に採る。伝承地を記した例話を冒頭に置き、〔類話〕〔文献〕〔参考〕の欄で各地の類話の梗概と近世以後の文献の原文を添える編み方をとる。

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