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月にさらわれた水汲み嫌いの娘

所在地北海道千歳市蘭越
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第1巻
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どんな伝承か

昔、なまけ者の娘がいた。母に水を汲んで来いと言われると腹を立て、炉縁や柱に小刀で傷をつけ、お前は働かなくてよいなと悪態をつきながら手桶を提げて川へ行き、そのまま戻らなかった。心配した母が行くと、川原の砂に履物だけが残っている。川上へ探しに行き、赤腹ウグイ、イトウ、マスの群れに尋ねたが、日頃粗末に扱われた恨みを言って教えない。やがて上って来たサケの群れが、自分たちを神魚と呼んで大事にする礼にと、娘は月を羨んで眺めていたので、なまけ者の見せしめに月へさらわれたのだと告げた。母が見上げると、月の中に手桶を提げた子の姿があった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。

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アイヌ水汲み起源譚神魚

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