蕪の穴から湧いた甘い酒
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どんな伝承か
むかし、あるところにひどく貧しい爺様と婆様がいた。食べるものがないので、垣根のところに植えておいた蕪が一本大きくなったのを、毎日毎日欠いては食べていた。ある日、婆様が蕪の葉をもごうとしたところ、蕪がぐれっとむくれてしまった。これがなくなれば食べる物がないと嘆いていると、そのむくれた穴から酒がこんこんと湧き出した。爺様と婆様が飲んでみると、なんとも甘い酒であった。あまり湧くので酒屋を始めると、甘い酒だからよく売れ、大金持になって安楽に暮したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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五戸町の伝承
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