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とちの木さん参りと呼ばれた栃

所在地北海道函館市長坂(白木神社)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第1巻

どんな伝承か

樹種は栃。目通りの周囲は東にあるものが十五尺五寸、西が十九尺五寸、樹高はおよそ東が五十四尺、西が三十尺で、樹齢は二百十年と推定される。記録によれば、日露戦争のころから信仰する者が急に増え、とりわけ乳の足りない婦人が詣でれば乳の量が増し、若い処女が詣でれば良縁を授かると言われて、近郷から参詣する者がすこぶる多い。人はこれをとちの木さん参りと呼んでいる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第1巻』は、叢書『日本伝説大系』のうち北海道と青森県の伝説を収めた巻である。人間の始めやコロポックル、アイヌの神謡、岩木山一代記、おしら祭文、義経や弘法大師の事跡、狐や大蛇の話、地名や神社の由来などを、口承の資料を中心に採る。伝承地を記した例話を冒頭に置き、〔類話〕〔文献〕〔参考〕の欄で各地の類話の梗概と近世以後の文献の原文を添える編み方をとる。

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