明神渕で馬喰に組み伏せられた河童
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どんな伝承か
盛岡の青物町、今の仙北町に、七つ滝という相撲取りあがりの馬喰がいた。ある夏の日の夕方、馬を引いて北上川の明神渕で冷やしていると、馬がずるずると川へ引き込まれていった。かねて聞くカッパに違いないと水にもぐると、カッパが馬の脚を引っ張っている。腕に覚えのある馬喰はカッパを陸へ引き上げ、相撲好きのカッパと組んずほぐれつの大乱闘となり、数刻の末に組み伏せて捕らえた。カッパは二度と悪戯をしないと詫び、年に一度祭って何か食べさせてほしいと願った。馬喰はこれを許した。明神渕のカッパ祭りはそれから始まり、以後この渕から御舟小屋のあたりで水に引かれる人はなくなったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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盛岡市の伝承
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