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有耶無耶の関と手長足長退治

所在地山形県酒田市平田町
年代伝承(口承)
登場慈覚大師、文徳天皇、手長足長を退治した僧、退治を命じた天皇
出典日本伝説大系 第3巻

どんな伝承か

鳥海山に手長足長という悪魔が棲み、街道や里に現れては人を食い、田畑を荒らしたと伝わる。鳥海山の大物忌の神は三本足の霊鳥を遣わし、鬼が山上にいるときは「むや」、里や街道へ下りたときは「うや」と鳴かせた。里人はその鳴き声を聞き分けて出かけたという。山形と秋田の境にある三崎山の関を有耶無耶の関と呼ぶのはこれによる。やがて文徳天皇の命を受けた慈覚大師が、鳥海山麓の吹浦に大護摩壇を設けて火散の修法を行なう。百日目に大音響が起こり、手長足長は鳥海山の頂きもろとも吹き飛んだ。このとき尾の落ちたところを尾落伏(現在は落伏)といい、飛んだ山頂は日本海に落ちて飛島になったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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手長足長化物弘法大師退治参考

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