夜半に呼ばれた外科医と刀傷の少年
どんな伝承か
外科医の窪田松慶のもとへ、夜半に駕籠が迎えに来た。乗って行き着いた先は目を見張るほど豪奢な屋敷で、そこには刀傷を負った美しい少年が横たわっていた。松慶は言われるままにその傷を手当てして帰った。のちになって松慶は、あの屋敷も少年も人のものではなく、二ッ岩の団三郎の子であったのだと悟ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。