竜の祟りを鎮めた一六天神
どんな伝承か
臼杵市には、雌の竜が祟りをなすので、長者が十六善神を磯神に祀ったという話が伝わる。大般若経をあげたところ十六人の童子が現れたといい、のちに菅原神を合わせ祀ったので一六天神と呼ぶようになったと伝えられる。長者譚に竜の祟りと読経の霊験が結びついた一条である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。