戸建沢に住んだ炭焼藤太と福姫
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どんな伝承か
炭焼藤太という者は、浪岡在の美人川で顔を洗い、醜女から一躍絶世の美人に変わったという福姫と夫婦になった。二人は津軽坂すなわち鶴ヶ坂のあたりの戸建沢にわびしく住まい、藤太は炭を焼いて暮らした。やがて藤太は黄金を蓄え、石蔵を造ってそこへ納め、何年も何年も秘蔵しつづけた。こうして藤太はついに巨万の富を得たと『黒石地方誌』は伝える。醜い女が水に洗われて美女となる話と、炭焼きが黄金を得て長者になる話とが、この地で一つに結び合わされている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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