五百羅漢寺に持ち込まれた占い本
どんな伝承か
東京の五百羅漢寺の住職・斉藤晃道師のもとへ、ある人が一冊の本を携えて相談に訪れた。評判の女性占い師が書いた占いの本で、読み進めるうちに怖くなってしまったのだという。師が目を通すと、不幸が続くのはほとんどの場合『因果の法則』を破ったからで、本人だけでなく先祖の因果も響く、さらに水子の霊が母親の体にすがるので腰から下の病が出る、と言い切ってあった。副題では真の幸せをつかむとうたいながら、読む者を不安の淵へ引きずり込む強い暗示があり、いくら打ち消されても怖さの方を拭えなくなる。師は長い時間をかけて説き、ようやく相談者を安心させて帰したという。
原典より
読んでいるうちに恐ろしくなって・・・・・・と、ある人が相談のために寺に持ってきた1冊の本。—— 大予言の嘘——占いからノストラダムスまで その手口と内幕(志水一夫・オカルトの嘘・1991年(平成3年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大予言の嘘——占いからノストラダムスまで その手口と内幕(志水一夫・オカルトの嘘・1991年(平成3年))
『大予言の嘘――占いからノストラダムスまで その手口と内幕』は、志水一夫が平成三年に著した、占いと予言の内幕を検証する本である。第一部「占いの嘘」ではインチキ占い師の手口や霊感商法、天中殺と大殺界、占星術、姓名判断や易を取り上げ、第二部「“大予言”の再検討」ではノストラダムス予言の解釈の出所と誤りを文献をたどって論じる。霊言版ノストラダムスを扱う番外篇、前著『UFOの嘘』のその後を記す付篇、関連研究団体の一覧、あとがきを付す。