八百万の神仏が並ぶ霊能者の家
どんな伝承か
著者は多くの霊媒や祈祷師を訪ねてきたが、半分以上はいい加減で、霊界に通じていると思える者はまずいなかったという。そこで自宅の近く、杉並区永福町に住む易者の中村文聡に、霊界は実在するのかと尋ねた。中村は実在すると答え、詳しくは同じ杉並区にいる磯部友紀子に聞くようにと紹介状を書いた。七月十一日、著者は電波技術編集部の記者と二人で、前触れもなく磯部宅を訪ねる。家に上がってまず驚いたのは、天照皇大神から寒川大明神、稲荷大明神、大黒天、竜神、釈迦如来、観音まで、数え切れぬ神仏が祭壇に並んでいたことだった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年))
『四次元世界の謎』は、内田秀男が昭和四十五年に著した超常現象の論考集である。月刊誌『電波技術』に昭和三十八年から四十三年まで「あなたは信じますか」の題で書いた記事を抜き出したもので、魔の踏切、十三日の金曜日、地震予知、お守り札、幽霊写真、虫の知らせなどを、筆者の体験と磁場・電波の実験をもとに論じる。項目ごとに小見出しで区切り、多数の図表と写真を添える。