トップ > 長野県の伝承 > 小布施町

幾度の火災を逃れた浄光寺の観世音

所在地長野県上高井郡小布施町雁田(浄光寺)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典信州七不思議

どんな伝承か

雁田薬師浄光寺の七不思議の三つ目。浄光寺の本堂は昔から何度も火事に遭い、近くは明治十二年の大火で焼け落ちた。それでも本堂に祀られた木造の観世音菩薩は、何度も炎をくぐって体に焼け跡まで残しながら、そのたびに運び出されて無事だったという。

原典より

近くは明治十二年大火で烏有に帰したが、本堂に安置されている木造の観世音菩薩は、何回も火をくぐり身に焼け跡もあるというのに都度身を移されて無事。—— 信州七不思議(降幡利治・1984年(昭和59年)) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

信州七不思議(降幡利治・1984年(昭和59年))

『信州七不思議』は、降幡利治が昭和五十九年に著した信州各地の七不思議を集めた本である。諏訪大社上社と下社の御神渡りや筒粥に始まり、松原湖、生島足島神社、川中島古戦場、志賀高原、浄光寺、雲上寺、立石など県内各地に伝わる七不思議を、町村誌などの資料と聞き取りをもとに記す。各地の七つの事柄を箇条に掲げて関わる社寺や史跡の解説を添えるガイド風の構成で、序では越後の人が信州人の気質を評した七不思議を紹介する。

種別から探す

観音の霊験火災

小布施町の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『信州七不思議』の伝承