百合若の帰還と復讐
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どんな伝承か
奈良時代、家来の別府兄弟に玄界島へ置き去りにされた百合若は、漂着した漁舟にすがってようやく豊後国へ帰りついた。長い孤島暮らしで髪はぼうぼう、垢で黒光りした異相のため、別府兄弟は彼と気づかず垢丸(こける)と名づけて館に置いた。翌年正月の競射の式で、垢丸は自分の強弓を手にして正体を明かし、逃げる別府太郎を石垣原まで矢で射止めた。次郎は日出の荘の井出村で捕らえ、胸まで土に埋めて通行人に竹の鋸で挽かせて殺した。こうして百合若は復讐を果たし、再び九州の大司に任じられたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大分県の民話 第2集(土屋北彦・大分県の民話・昭和期(推定))
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