トップ秋田県の伝承湯沢市

柳田村で迎えた真澄の雪の正月

所在地秋田県湯沢市柳田
年代天明五年正月
登場菅江真澄、草薙氏
出典定本柳田国男集 第2巻

どんな伝承か

天明四年の秋、菅江真澄は越後を通って羽前の鼠ヶ関に着き、羽黒の三山に登って酒田に出、吹浦・象潟を見物して矢島に入った。鳥海の北麓では十月の初めに早くもひどい風雪に遭い、山を越えて雄勝郡の西馬音内に遊び、次の月には柳田村の草薙氏の家に引き留められて冬を過ごすことになった。道を行く男女が目すだれというものを掛け、雪に眼を傷めることを防ぐと書いている。真澄の雪の正月の第一回の記録は、この雄勝郡の柳田から始まる。日記の名は「小野の古里」といい、粟穂稲穂を餅で作ること、瓢箪の形のヲカの餅、オケラの根を焚いて悪い病を除ける仕来りなど、異なる風習が細かに記されている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

種別から探す

正月行事菅江真澄ヲカの餅

湯沢市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『定本柳田国男集 第2巻』の伝承