囲炉裏端で昔語りをする盲法師
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どんな伝承か
胆沢郡六日入の鈴木家の囲炉裏のそばに、二人の盲法師が一夜の宿を与えられて座っていた。三味線を取り出して弾こうとすると、童児が口を出して、浄瑠璃はどうでもよいからそれを止めて昔話を語れという。何の昔がよかろうかと問うと、炉の向こうにいた家刀自が、琵琶にスルスでも語らないかと言った。そこで法師は、昔々どっと昔の大昔、ある家に美しい娘が一人あったと語り始めた。夜通し琵琶を弾けば娘をやると約束したために、夜が明けると娘を連れて行こうとし、臼を薦に包んで米俵だと言って負わせて出た座頭が、路傍で休んで身の上を嘆いたという筋であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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奥州市の伝承
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