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炭焼が運んだ江刺郡の昔話

所在地岩手県奥州市
年代不明
登場佐々木喜善、炭焼
出典定本柳田国男集 第2巻
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どんな伝承か

柳田国男は、日本で昔話が冬のもの、しかも夜分にするものと決まっていたのは、本来は囲炉裏に火を燃やす時の儀式であったためかと述べる。ゆえに家より外で焚いた火を炭にして持ち込むことは革命であり、炭に伴って遠国の物語が次第に入り込み、村里の歴史を紛乱させたことも推測できるという。西洋では炭焼は無口な山人として床しがられているが、日本には反対の例が多く、たとえば佐々木喜善の江刺郡昔話は、その大部分がその郡へ来ていた炭焼から聴いたものだという。東北の山奥には、思いがけない地方から入って炭窯を築き、火を焚いている者が今でも多いのである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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