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臍から金を出す子ヒョウトク

所在地岩手県奥州市
年代昔話(伝承)
登場爺、婆、穴の女、子供ヒョウトク
出典定本柳田国男集 第2巻
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どんな伝承か

江刺郡に伝わる竈神の由来話。爺が山で大きな穴を見つけ、悪い物が住むといけないと柴を押し込むうち、三月の間に刈った柴をことごとく穴へ入れてしまった。すると穴から美しい女が出て礼を言い、招かれて入ると立派な家があった。馳走になって帰る時、臍ばかりいじる見ともない顔の子供を連れて行けと渡された。爺が火箸で臍を突くと金の小粒が出て、家は富貴になったが、慾張りの婆が留守に強く突いたため子供は死んだ。悲しむ爺の夢に子供が現れ、自分の顔に似た面をよく目に掛かる所に掛けておけば家が笑えると教えた。その子の名をヒョウトクといい、この辺の村々では今も醜い面を竈の上に掛け、江刺郡ではこれをかまぼとけとも呼ぶ。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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竈神

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