七月の十和田湖畔の淋しさ
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どんな伝承か
柳田国男は東北の夏の緑が強烈で柔らかみに乏しいことを惜しみ、広い平原の大きな風景を整える者が誰もいないと嘆く。十和田に七月末に行ってみると、五月下旬に半ば解けた雪の間からたった一本の桜が咲いていた前回のときよりも、なお淋しかったという。せめて文化式の赤瓦の家なりとも湖畔にあればよいと思い、花巻の温泉では山を眺めるといつも夕方のような気持ちがするので、この山に百合や萱草のような赤い花でも取り合わせてはどうかと言ってみたと記す。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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十和田市の伝承
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