百年前まで寺があったという村の名
どんな伝承か
下田から移って蓮台寺の宿に泊まった柳田国男は、土地の言い伝えを書きとめている。蓮台寺には、百年ほど前まで、村の名と同じ蓮台寺という寺があったという。柳田はその寺の記録を見てみたいものだと記している。
原典より
蓮台寺は百年前まではその名の寺があつたといふ話。—— 定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)
『定本柳田国男集 第3巻』は、柳田国男の紀行・日記・随筆を集めた著作集の一巻である。相模・武蔵の村々を歩いた「水曜手帖」、昭和二十三年八月の自序を持つ「北国紀行」、明治四十三年の「五十年前の伊豆日記」、国際聯盟の委任統治委員会に勤めた大正十一年の「瑞西日記」と「ジュネーブの思ひ出 その他」を収める。後半の「菅江真澄」は昭和十七年二月の序を付け、真澄の著述と旅の跡を年を追ってたどり、写真解説を添える。