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山頂の草原に残る山男の道

所在地岩手県遠野市
年代不明(伊能嘉矩の話)
登場露宿の人、伊能嘉矩、菅江真澄、報告者、記録者
出典定本柳田国男集 第4巻
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どんな伝承か

菅江真澄の遊覧記には、北秋田郡の黒滝の山中で路に迷った条に、やや山頂とおぼしき処に横たわる路のかたばかりが見えたので、路があると喜ぶと、案内の者が笑い、どこの嶺にも山鬼の路といって嶺の通路はあるもので、この道を行けばまたどこともなく踏み迷うだろうと言ったとある。伊能嘉矩の話では、陸中遠野地方でも山の頂の草原の間に路らしいものの痕跡がある処は、山男の往来に当たっていると称して、露宿の人がこれを避けるのが普通だったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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