桃太郎 (1)
どんな伝承か
爺は山へ柴刈り、婆は川へ洗濯に行くと、大きな桃がどんぶらこと流れてきた。持ち帰って夜に割ると男の子が出たので桃太郎と名付けた。育った桃太郎が鬼ヶ島へ鬼退治に行きたいと言うので、爺婆は石臼で黍をひいて団子をこしらえ、いっぱい持たせてやった。道中で犬、雉子、猿が団子を一つずつもらって供になり、船で鬼ヶ島へ渡る。桃太郎が一番強い鬼と戦い、猿は引っ掻き、犬は咬みつき、雉子はつつき、ついに鬼を負かして宝物を持ち帰ったという。
原典より
昔なあ、お爺さんとお婆さんがいたとよ。—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。