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三斗と聞こえた菜種三度播き

所在地千葉県市川市行徳
年代伝承
登場印内の重右衛門
出典市川の伝承民話 第1集

どんな伝承か

餅を焼くにはなるたけ遠火がいい、と昔は火鉢の火を広げ灰で加減して焼いたという話に続けて語られる。じいむさんは、自分の屋敷は広い屋敷だから菜種を三ど播いたと言った。菜種は細かいので一合買えば五、六反も播けるほどで、それを三ど播いたと言うのだから、どんな屋敷かと思って行ってみると、隅の方に少ししかない。聞いた方は一斗二斗の三斗だと思って行ったのだが、一度二度の三度のことだった。秋茄子も三ど播いたと言ったという。話上手に聞き下手とはよく言ったものだと語り手は結ぶ。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年))

『市川の伝承民話 第1集』は、市川民話の会が昭和五十五年に編んだ民話の資料集である。市川市教育委員会の事業として昭和五十四年度に千葉県市川市の国分・北国分・行徳・南行徳で行った採訪調査のうち、テープ起こしを終えた語りを、方言も残して話者の息継ぎのままに記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部に分けて地区別に並べ、話末に話者・地区・記録者の名を添える。

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笑話印内の重右衛門

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