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証文の裏に風の断り書きをしたじゅえむ

所在地千葉県市川市北国分
年代伝承
登場印内の重右衛門、久兵衛、語り手、記録者
出典市川の伝承民話 第1集

どんな伝承か

あるときじゅえむが仕事をしなかったので、「じゅえむどん、仕事をしねえんじゃ、しょうがねえ」と言うと、じゅえむは「証文の裏を見ろ」と言った。昔は奉公人を頼むとき奉公人の証文を交わした。その裏を見ると「東風吹かば、いやで候ふ。ならいの風は申すに及ばず」と書いてあった。ならいとは冬の強い風のことである。どちらかの風はたいてい吹いているので、久兵衛さんは何とも言えなかったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年))

『市川の伝承民話 第1集』は、市川民話の会が昭和五十五年に編んだ民話の資料集である。市川市教育委員会の事業として昭和五十四年度に千葉県市川市の国分・北国分・行徳・南行徳で行った採訪調査のうち、テープ起こしを終えた語りを、方言も残して話者の息継ぎのままに記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部に分けて地区別に並べ、話末に話者・地区・記録者の名を添える。

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笑話印内の重右衛門証文頓知奉公人

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