トップ > 千葉県の伝承 > 市川市

三年使われて悔し涙を流したじいむさん

所在地千葉県市川市北方
年代伝承
登場印内の重右衛門、久兵衛、重右衛門の奉公先(北方)の家
出典市川の伝承民話 第1集

どんな伝承か

北方の久兵衛のお婆さんは、よそでは一日二日しか使えなかった男を三年も使った。三年たったので、こんなに長くいても仕方がない、まだ若いのだからよそへ行ってみろと勧めると、じいむさんは、はいと答えてぽろぽろ涙をこぼした。もっといたければいてもよいと言うと、三年も使われて悔しくて泣いているのだと答えたという。行徳の語り手は、昔はテレビもなく、こういう変わった人の話を皆で語り合って笑ったものだと述べている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・1980年(昭和55年))

『市川の伝承民話 第1集』は、市川民話の会が昭和五十五年に編んだ民話の資料集である。市川市教育委員会の事業として昭和五十四年度に千葉県市川市の国分・北国分・行徳・南行徳で行った採訪調査のうち、テープ起こしを終えた語りを、方言も残して話者の息継ぎのままに記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部に分けて地区別に並べ、話末に話者・地区・記録者の名を添える。

種別から探す

笑話印内の重右衛門北方久兵衛奉公頓知

市川市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『市川の伝承民話 第1集』の伝承