数え唄① 一つとや
どんな伝承か
「一つとや」で始まり二十まで数え上げる正月の数え唄。一で一夜あければ賑やかだと松飾りを唄い、三で「さんがい松はかずさ山」、四で吉原女郎衆が手まりをつくと続く。五の年男、六のむりに結んだ玉手箱、十で年神様の祭りに橙・搗栗・穂俵を供えると重ねる。十二から先はおそめときん次郎の話になり、身持ちで神楽を上げられぬ、十五夜に二人はおそく出る、質流れのおおめじまと唄って、二十で「二十までおぼえた歌だもの」と結ぶ。国分の藤城こうが唄った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。