唄2② お手玉唄(さいりょうざん)
どんな伝承か
曽谷に伝わるお手玉唄の二つめである。「さいりょうざんは霧ふかし/ちくまのわんは波あらし/はるかに聞こえる物音は/さかまく波か つわものか/のぼる朝日の旗の手に/きらめくひまにくるーくる」と唄う。霧の深い山と波の荒い川の情景を並べ、遠くから聞こえる物音を逆巻く波の音か兵の立てる音かと問いかけ、昇る朝日に旗手がきらめくという勇壮な光景を詠み込んだ遊び唄である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。