唄3② 子守唄(お月よ様とお日様)
どんな伝承か
北国分に伝わる子守唄である。「お月よ様とお日様と/日本銀行へ金借りに/お天とう様にはかしますが/お月よ様には かしませぬ/なぜに私にや 金かさぬ/みそかみそかにゃかげかくす」と唄う。月と日がそろって金を借りに行くが、日には貸して月には貸さない。なぜ自分には貸さぬのかと問えば、月は晦日ごとに姿を隠してしまうからだ、という趣向である。唄い手も、月と日が金を借りに行ってと説明を添えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。