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③ 山王神社の立場風景

所在地千葉県市川市下貝塚(山王神社)
年代明治末期
登場松丸正吾・馬喰
出典市川の伝承民話 第2集

どんな伝承か

下貝塚の山王神社には、今でいうドライブインにあたる「立場」があったという。仕事帰りの馬方たちが馬を何十頭もつなぎ、五郎八茶碗で一杯やる場所で、馬喰たちが馬の取引や博打に興じ、負けて馬を失う者もいたと伝わる。子供の頃は祭りのたびに甘酒が振る舞われ、大人にはどぶろくが出されたという、明治末頃の街道風景を話者は懐かしむ。

原典より

下貝塚ん所に山王神社ってあるんですよね。—— 市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・1981年(昭和56年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・1981年(昭和56年))

『市川の伝承民話 第2集』は、市川民話の会が昭和五十六年に発行した民話資料集である。千葉県市川市の曽谷・宮久保・下貝塚と行徳の古老から聞き取った、狐や狢に化かされた話、火の玉、伝説、昔話、唄、暮らしの禁忌や苦労話を、方言を残した語り口のまま記録している。世間話・伝説・昔話・唄・生活譚の五部を地区別に並べて各話の末に話者と記録者を記し、巻末に語り手の紹介、話者と採訪者の名簿、採訪記、あとがきを付す。

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山王神社馬喰博打甘酒濁酒おびしゃ

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